【特集】ファン急増中!『マグニフィセント・セブン』で話題、引く手数多の若手女優ヘイリー・ベネットの魅力に迫る

今、ハリウッドで熱い視線を集める女優がいる。
ヘイリー・ベネットだ。

http://www.imdb.com/name/nm2247245/mediaviewer/rm10093056?ref_=nmmi_mi_all_evt_37

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2016年は、まさに彼女のために存在したような1年だった。
エミリー・ブラント主演のスリラー『ガール・オン・ザ・トレイン』、先日、日本でも公開となった西部劇『マグニフィセント・セブン』、その他にも全米では2本の出演作が公開となった。

この彗星のごとく現れた女優は、一体誰なのか?
”期待の新星”ヘイリー・ベネットは、どのような女優人生を送ってきたのだろうか?

女優になるまでの生い立ち

ヘイリー・ベネットは、1988年1月7日生まれ、フロリダ州フォートマイヤーズ出身の29歳。両親は6才の時に離婚し、父と共に各地を転々とする日々を過ごした。一つの土地に滞在した期間は長くても2年程で、当時はどこに行っても、のけ者にされていたという。

そんな彼女にとって心の支えとなっていたのが、演劇だった。

10歳の頃から学校の舞台などで役を演じ、高校時代に本格的にその道を志した。高校卒業と同時に母親に懇願し、一路、ロサンゼルスへと向かう。しかし、これまで大きな役を然程演じたことのない彼女にとっては、大きな試練となった。
アパートを借りていられる3ヵ月という短い期間で結果を出さなければならず、最初の頃は演技のワークショップでも緊張から蕁麻疹が出てしまうほど、追い込まれていたという。

何とかエージェントと契約を結びたい彼女は、ある手段に出る。それは、出まかせを言うことだ。

あるエージェントが彼女に声をかけてきた際に、他社からも話が来ているという小さな嘘をついたのだ。これが功を奏し、エージェントの競争心から、なんと、見事に契約に成功。

めでたくハリウッドでのオーディション生活が幕を開けたのだ…。

デビューからブレイクまで

エージェントと契約を結んでから間もなく、オーディションで彼女は役を得る。

それが、ヒュー・グラント&ドリュー・バリモア共演のロマンティック・コメディ『ラブソングができるまで』

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デビュー作からいきなり”ラブコメの帝王”との共演。
本作で彼女が演じたのは、ポップスターのコーラ役。どことなく、ブリトニー・スピアーズを彷彿とさせるような、少し風変わりな役だった。
ヒュー・グラント演じる主人公を翻弄していたのも、印象的である。
デビュー作にして強烈な個性を発揮しており、この頃からすでに大女優への素質を魅せていたのかもしれない。
本作では歌手の役ということもあり歌声も披露。この事で、同年にはレコード契約も結んでおり、2008年にはコンサートも開催している。

19歳にして、順風満帆な女優人生が待っていると思われた…。

ところが、その後10年間は小さな映画での小さな役ばかり…決して、女優として成功しているとは言えないものだった。

http://www.imdb.com/name/nm2247245/mediaviewer/rm625382400?ref_=nmmi_mi_all_sf_27

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当時の主な出演作としては、2008年に学園スリラー『モリー・ハートレイ 血塗られた制服女子高生』、隣人の少女を演じた『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』、2010年には異色のファンタジー『カブーン!』など。

インディペンデント系作品への出演が続き、女優になったことを後悔し始めた彼女を救ったのは、鬼才 テレンス・マリックだった。2011年より製作が開始され、今なお、製作段階のクリスチャン・ベール主演作『Weightless(原題)』に彼女を抜擢したのだ。

オーディション段階で彼女の才能に惚れ込んだマリックは、自身の作品に起用するだけでなく、友人であるアントワーン・フークアにも彼女のデモ映像を郵送し、「今、注目すべき女優だ」との添え書きまで付けたという。

彼女に興味を持ったフークアは実際に彼女と会い、虜になってしまったと後に語っていたことがある。それはフークアが2014年に監督した『イコライザー』に存分に現れており、彼女の為に役柄を追加したほどだ。

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本作では、クロエ・グレース・モレッツ演じるアリーナの友人であるロシア人娼婦を好演。ここから、彼女の快進撃が始まることとなる…。

実力派女優として、引く手数多の存在に

徐々に頭角を現すようになった彼女は、ハリウッドから熱い眼差しを集めるようになる。
自身も自覚しているが、その容姿から”第二のジェニファー・ローレンス”とさえ称されるようになった。

そんな彼女にとって、2016年は飛躍の1年となり、出演作が続々と公開となった。
まずは、エミリー・ブラントが主演したスリラー『ガール・オン・ザ・トレイン』。

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主人公の失った幸せの象徴であり虚構の存在を体当たりの演技で熱演。
続く、往年の名作をリメイクした『マグニフィセント・セブン』では、町を牛耳る悪党に夫を殺された未亡人を好演した。

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アントワーン・フークアきっての希望でこの出演が決定した背景があり、彼女の女優としての覚悟や決意が説得力のある演技に活きており、うってつけのキャスティングであった。2017年1月より日本でも公開されるや、大注目の存在となっていることは言うまでもない。

彼女の眼差しから発せられる強烈な炎がスクリーンを通して、観客に伝わってくるからこそ、強い印象を与えるのだろう。

この他にも2017年度ゴールデン・グローブ賞にもノミネートされたウォーレン・ベイティ監督作『Rules Don’t Apply』や新鋭アンディ・ゴダードがメガホンを取ったサスペンス・ドラマ『A Kind of Murder』が全米では公開となり、2016年に米映画データベースIMDbで最も検索された女優としても名を連ねた。

これまでの彼女のキャリアを見れば一目瞭然だが、名匠と呼ばれる監督たちとの仕事が多い。
それは、ヘイリー・ベネットという女優の辿って来た人生が演技に活き、魅力的な存在としてスクリーンに映えるからだろう。

ズバリ!彼女の魅力は?

シリアスな役柄を演じることが多く、役柄によって表情の変わる女優だが、プライベートでは飾らない気さくな女の子なのだ。
インタビュー取材に現れた際もノーメイクでパジャマ姿だったというのも、どこかで読んだことがある。
彼女が演じてきた役柄を見るとわかるのだが、彼女はメイクの一つ一つで表情が変わる変幻自在のカメレオン女優だ。

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自身の顔をパレットのように使いこなし、役柄に合わせて、色を混ぜていくことにより、表情が変わる。これこそが彼女の持つ魅力であり、強みでもある。
時に強さを、時にセクシーに、時に荒々しさを…彼女の演技の幅は計り知れない。
キャリア初期には10年という長い下積み時代を過ごしたが、その頃の経験が今に生きていることは間違いない。
その変幻自在の演技を武器に、いつの日かアカデミー賞の壇上に上がる日が来ることだろう。

ちなみに彼女の最新作『ハードコア』は、2017年4月1日より公開だ。

全編一人称視点で繰り広げられる新感覚アクションとして、大注目の映画である。

Eyecatch Image:http://www.imdb.com/title/tt2404435/mediaviewer/rm810236672?ref_=ttmi_mi_all_sf_40

 

About the author

映画・海外ドラマライター。

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