『ローグワン』でスターウォーズにもたらされる「宗教的要素」ジェダイ聖地となる新惑星Jedhaに迫る

新予告編や特別映像など、『ローグワン / スターウォーズ・ストーリー』に関する新たな情報たちがお腹いっぱいになるほど一斉放出された『スターウォーズ・セレブレーション』のローグワン・パネル壇上。気になる情報が山程明かされた中でも注目したいのが、『ローグワン』より初登場となる惑星Jedhaだ。

惑星Jedhaとは

ハン・ソロが「カビの生えた古臭い宗教」と言い表していたように、『ローグワン』で描かれる時代ではジェダイは抹殺され、彼らの存在やフォースは言い伝えの中でのみ聞くことのできる伝説となっていた。それでも、チアルート(ドニー・イェン)のように、フォースの力を今でも信じ続けている者もいる。Jedhaとはフォース信仰者らにとっての聖地のような場所なのだという。

海外メディアBIRTH.MOVIES.DEATH.のチームはギャレス・エドワーズへの単独取材に成功しており、彼らはそこでJedhaについて監督から詳細説明を引き出している。ギャレスの語りはそれだけに留まらず、とても興味深い撮影秘話や、スターウォーズの魅力など盛りだくさん。ファン必読の内容だ。

ギャレス・エドワーズが語る惑星Jedha

『ローグワン スターウォーズ・ストーリー』予告編動画

「そもそもローグワンで描かれる時代は理論的にジェダイは存在しません。だから今回は『フォースを語らないスターウォーズ映画』という事になります。 
ジョージ・ルーカスの何が凄かったかって、1つの事象についてのストーリーでありながらも、その背後には100万の他の要素が含まれていて、その概念がとても大きいという事。僕らの映画ではそれを使って、その中の物語を語るんです。

でも僕にとっては、『もしも”新たなる希望”がキリストの物語だったら、そこには宗教要素があったはずだ』という観点で、ジェダイの千の世代というのはスピリチュアルな信仰システムのリーダーだったんじゃないかと。だから(Jedhaは)スターウォーズの世界におけるメッカやエルサレムのようなものです。」

ギャレス・エドワーズは、Jedhaの現場風景について語る。エキストラの演者たちには、まるでそこで生活するかのように自由に振る舞ってもらったそうだ。

「(Jedhaは)すごく綺麗ですよ。僕達は撮影にヨルダンまで行って、パインウッド・スタジオには360度に広がるセットを組んだから、好きなように見回れます。
ふだんセットではエキストラの方々は”はい、じゃぁ次のアクションはそこを歩いてもらって、カットがかかったら止まってください”という調子なんですが、今回は“はい、じゃぁ今から1時間、なんか料理してもらったり、適当に車を運転しててください”という感じで。クルー達はコスチュームを着ていて、カメラが振り返れば彼らは画面に映らなくなる。全てが流れるようにするため、演者達には自由にしてもらって、セット内を好きに出歩いてもらって、自由に振る舞ってもらいました。だから現場には自由がたくさんありまして、それが自然さやスターウォーズから連想されるものとは異なるバイブスを作り上げることができて、とてもエキサイティングでした。
いちファンとしてもその場所に行きたいなと思いまして。正しい事だと思える、学びの大きい経験でした。スターウォーズにはとても繊細なラインがあって、少しでも道を左に逸れればそれはもうスターウォーズじゃなくて、他のSF映画のようになってしまい、しっくりこなくなってしまう事があります。逆に少しでも右に逸れれば、今後はただのジョージ・ルーカスのコピーになってしまう。だから、新しく新鮮に感じられるよう制作を進行させるのは、まるでダンスのようでした。」

話はJedhaから転じて、スターウォーズそのものの魅力についてが語られる。

「僕はJedhaがすごく好きです。でもじれったかったのは、見た目は素晴らしいし、沢山のものがあるのに、その全てが映画やストーリーにマッチするわけではないから辛かった事ですね。それが映画の主題ではなくて、有り余るほどの資産がある感じ。常に全てが欲しくなるけど、オリジナル版を観返してみると“ちょっと待ってよ、僕がいつもオモチャで遊んでたあのキャラクター、一瞬しか映ってないじゃないか”って。

“ここのストーリーはどうなるだろう?”と想像できるような、ひとつひとつにディティールがあり過ぎるというのが、希望でもあり美しいところなんですよね。決して映画のメインイベントではないけれど、それだけで映画が一本撮れてしまうような、それこそがスターウォーズの面白いところ。ローグワンもそうして生まれたわけです。決して終わらない物語、ディズニーは本当に賢いですよねぇ。」

最後に、Jedhaとは何か?ギャレス・エドワーズは夢のある言葉で締めくくっている。

「カノンとルーカス・フィルムにとっては、Jedhaのバックストーリーは更なる展開となる。僕が間違いなく思うのは…もし君がジェダイやフォースを信じているのなら、Jedhaはどこかに存在して、人生のうちに訪れる事ができる場所のように感じられますよ。ジェダイにとっての精神的故郷さ。

Jedhaにまつわる設定説明から、ローグワンの撮影現場での様子など貴重なエピソードも語られたインタビューであった。果たして、これまで語られることのなかったスターウォーズのスピリチュアルな一面の核となるJedhaとはどんな場所なのだろうか。12月16日の『ローグワン / スターウォーズ・ストーリー』までフォースを信じて待つとしよう。

Source:http://birthmoviesdeath.com/2016/07/15/gareth-edward-gives-more-details-on-jedah-in-rogue-one

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方向感覚が壊滅しており、Googleマップがあっても道に迷う編集長。ORIVERcinema発起人。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。

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