DCドラマ『パワーレス』に、ジャスティス・リーグ・インターナショナルのヒーローが続々参戦?

DCドラマ『パワーレス(原題:POWERLESS)』は、スーパーヒーローとヴィランがいる世界で一般人がどう生きているかに焦点を当てた作品です。ウェインテックの子会社の保険会社を描くストーリーですが、ブルース・ウェインの従兄弟ヴァン・ウェインなどが登場するほか、他にもヒーローの参戦が明らかになっています。

すると気になるのは、やはりどのヒーローが登場するのかということ。トレイラーにレックス・ルーサーの著作が映っているほか、ブルース・ウェインの従兄弟もいることから、少なくとも『パワーレス』の世界にスーパーマンとバットマンが存在することは確かでしょう。しかし登場が決まったのは意外なヒーローでした。

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DCコミックス作品を原作とする新ドラマ『パワーレス(原題:POWERLESS)』は、ヒーローとヴィランが跋扈する世界を生きる「普通の人々」を描いたオフィスコメディです。気になるのは

グリーン・フュリー&クリムゾン・フォックス

『パワーレス』の舞台、チャームシティのご当地ヒーローに選ばれたのは、クリムゾン・フォックスグリーン・フュリー(コミックではファイアorグリーンフレイムと呼ばれています)。ファイアと同じくグローバルガーディアンズというチームに所属する、オリンピアンも登場するようです。

コミックのクリムゾン・フォックスは双子の女性ヒーローで、かたやオリンピアンはギリシャ神話と関係の深い男のヒーロー。オリンピアとファイアが所属するグローバルガーディアンズは、ドラマの舞台であるチャームシティのご当地ヒーローチームです。ちなみに、いずれもジャスティス・リーグ・インターナショナルに関係の深いキャラクター。厳密にいえば、クリムゾン・フォックスが所属していたのはジャスティス・リーグ・ヨーロッパですが、ジャスティス・リーグ・インターナショナル(JLI)自体が世界中に支部を持ち、各国政府に伺いを立てながらヒーロー活動をするというもの。ジャスティス・リーグ・ヨーロッパもJLIの分派チームです。

主役のエミリー・ロックを演じるヴァネッサ・ハジェンズは「予測できないスーパーヒーローの登場はちょっと楽しいわね。B級ヒーローとヴィランのリストがあるのはこの番組の楽しいところ」と話しています。

ファイアはジャスティス・リーグ・インターナショナルの元メンバー

https://www.comixology.com/Formerly-Known-as-the-Justice-League-2003-4/digital-comic/31532?ref=c2VyaWVzL3ZpZXcvZGVza3RvcC9ncmlkTGlzdC9Jc3N1ZXM

ナタリー・モラールズが演じるグリーン・フュリー(ファイア)は、コミックですとジャスティス・リーグ・インターナショナルのレギュラー・メンバーとみなされることが一般的で、B級ヒーローながら知名度の高いキャラクターです。彼女はファイア&アイスというタッグを組んでいました。

二人の能力は名前の通りですが、初登場時のファイアは火を出す能力だったにもかかわらず、途中で身体が火になる能力へと進化し、さらに飛行能力も得ています。相方のアイス(本名トーラ・オラフドッター)は、『グリーンランタン』の狂犬ガイ・ガードナーに強い好意を寄せられており、「フラッシュポイント」イベントで世界が改変される前は恋仲にありました。

おっとりとして心優しいアイスに対して、ファイアは気が強くスレた性格。JLIの後継チーム、スーパーバディでは少女然としたマリー・マーベルにうんざりしながらも世話を焼いてあげたり、彼女のお尻を揉んだガイに飛びかかろうとしています。おそらく『パワーレス』にも、気性の激しい姉御肌ヒーローとして参戦することでしょう。

https://www.comixology.com/Formerly-Known-as-the-Justice-League-2003-5/digital-comic/31533?ref=c2VyaWVzL3ZpZXcvZGVza3RvcC9ncmlkTGlzdC9Jc3N1ZXM

ファイアことグリーン・フュリーの本名はベアトリス・ボニーヤ・ダ・コスタ。『フラッシュ』シーズン1でウェルズ博士が語った、粒子加速器の犠牲者に名前が出ています。ここから『ARROW』バースに登場すると予測した視聴者も多かったのですが、『パワーレス』への登場となりました。コメディ色が強いキャラクターなので、登場エピソード数は少ないようですが、きっとドラマにうまく溶け込むことでしょう。

もしガイ・ガードナーが『パワーレス』に登場したら

『パワーレス』の舞台チャームシティとはバルチモアのニックネーム。バルチモア出身のヒーローで最も有名なのは、宇宙を股にかけて活躍する、先述した『グリーンランタン』の狂犬ガイ・ガードナーです。彼もファイアやブースターゴールドと同じくジャスティス・リーグ・インターナショナルのメンバー。そのクレイジーなキャラクターは、きっとドラマに登場しても大きな活躍を見せるはずです。

https://www.comixology.com/Justice-League-1987-1996-5/digital-comic/13728?ref=c3RvcnlBcmMvdmlldy9kZXNrdG9wL2dyaWRMaXN0Lzg2NQ

近年のコミックで、ガイはチャームシティ(バルチモア)で、武器のリングを剥奪された間にバットマンのやり方を踏襲してギャングの会合を素手で襲ったりしています。しかしそれは警察の偽装工作で、ガイは結果的に警察の捜査を邪魔してしまい、真っ当な警官の妹に逮捕され、同じく真っ当な警官の兄に擁護してもらっていました。グリーンランタンのリングをドラマの予算で描くのは難しいでしょうが、この展開ならばガイ・ガードナーのキャラクターも描けるほか、彼の兄妹を出演させることもできそうです。何よりガイの特徴は、先述の通り強烈なキャラクター。ちょっとした事故で頭を打ち、気が触れてしまった経歴もあるので、舞台である保険会社と絡むこともできるはずです。

もっとも、製作総指揮のパトリック・シュマッカーは「登場キャラについて安請け合いはできない。オフィスドラマよりヒーローの方に焦点をあてたくない」と語っており、あくまでオフィスコメディであることを譲らない姿勢です。とはいえ昨今は、マーシャン・マンハンター、マックスウェル・ロード、映画化予定のブースターゴールド、ファイアなど、ジャスティス・リーグ・インターナショナルのメンバーが続々実写化されています。近い将来、ひょっとしてひょっとする……のでしょうか?

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DCコミックスをもとに、2017年2月からスタートするドラマ『POWERLESS』は、スーパーヒーローとスーパーヴィランの戦いによって発生する“巻き添え被害”を専門とする保険会社「

参考URL: http://www.comingsoon.net/tv/features/809385-powerless-set#/slide/1
Eyecatch Image: http://ew.com/tv/2017/02/01/powerless-vanessa-hudgens-nbc/
(C) NBC

About the author

ライター、翻訳の小村健人です。アメコミは主にスーパーマン、フラッシュ、アクアマン、ブースターゴールド、ジャスティスリーグ、バットマンとそのファミリー誌を主に追っており、原書の知識もあります。カートゥーン、洋ドラも視聴。アメコミ記事を描くことが多いですが、何分まだ若輩者ですので知識に穴があるようでしたらコメント欄でお知らせいただけると幸いです(できればどのアークに収録されているかも教えていただければさらに幸いです)。

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