ワーナー・ブラザース、『マトリックス』リブート計画を始動へ。オリジナル版スタッフの再登板は?

ワーナー・ブラザース社が、映画『マトリックス』シリーズをリブートする計画を始動させているという。この情報は、ハリウッド・レポーター誌が報じたものだ。

http://scifi.stackexchange.com/questions/129319/why-is-the-matrix-tinted-green/129322 (C) 1999 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

http://scifi.stackexchange.com/questions/129319/why-is-the-matrix-tinted-green/129322 (C) 1999 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

『マトリックス』シリーズは、1999年公開の第1作に始まり、『マトリックス・リローデッド』『マトリックス・レボリューションズ』(ともに2003年)と全3作が公開された。ウォシャウスキー兄弟(現在は姉妹)による、SFや哲学、テクノロジー、サブカルチャーなどを混淆した脚本と、“映像革命”とも謳われた斬新な映像表現が人気を集め、特に第1作は高い評価を受けている。インターネットを活用したプロモーションも、当時大きな話題を呼んだ。

現在、『マトリックス』のリブート計画は初期段階にあり、その詳細は判明していない。しかしハリウッド・レポーター誌によると、ワーナーは、ルーカスフィルム&ディズニーが『スター・ウォーズ』の“描かれざる物語”を映画化している動きを意識して、『マトリックス』の知られざる物語を描く可能性を検討しているようだ。同社は新たな原案を用意するため、『アベンジャーズ』(2012年)の原案や『インクレディブル・ハルク』(2008年)の脚本を執筆したザック・ペンとの交渉に入っているという。ちなみにワーナーは、新たな主演俳優として『クリード チャンプを継ぐ男』のマイケル・B・ジョーダンに興味を示しているようだ。

オリジナル版のキャスト・スタッフは再登板するか

それにしても気になるのは、『マトリックス』3部作を仕掛けたキャスト・スタッフの再登板だ。今回報じられたところによると、ウォシャウスキー姉妹は、今のところリブート計画には関与しておらず、今後製作に携わるかどうかも未定だという。

なおオリジナル版3部作をプロデュースしたジョエル・シルバー氏は、リブート版のアイデアをワーナーと話し合ったようだが、すでにシルバー氏は『マトリックス』3部作の権利をワーナーに売却しているようだ。またシルバー氏には予算管理の問題があるほか、ウォシャウスキー姉妹との関係も良好ではないという。したがってワーナーは、リブート版にシルバー氏を迎えることには慎重な構えだという。

『マトリックス』3部作に主演したキアヌ・リーヴス(ネオ役)は、『ジョン・ウィック チャプター2』のプロモーションで『マトリックス』続編の可能性を尋ねられると「ウォシャウスキー姉妹は参加しないといけないだろう」と答えていた。ちなみに『ジョン・ウィック チャプター2』ではキアヌとローレンス・フィッシュバーン(モーフィアス役)が再共演しているほか、同作のワールドプレミアにはキャリー=アン・モス(トリニティ役)も登場していた。しかし、これを『マトリックス』のリブート計画に関する動きとみるのは無理があるだろう。

C3h_xd6UMAAAdcy
映画『ジョン・ウィック:チャプター2(原題:John Wick: Chapter Two)』の取材で、主演のキアヌ・リーブスが、代表作『マトリックス』シリーズの続編について語った。

今年(2017年)から考えて2年後の2019年は、『マトリックス』第1作の公開から20周年にあたる。もしも2019年内に『マトリックス』が甦るとしたら、その1年はメモリアル・イヤーとしての盛り上がりも期待できるだろう。今後の動向から目が離せないプロジェクトが、またひとつ増えたことになる。

Source: http://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/matrix-reboot-works-at-warner-bros-986292
Eyecatch Image: https://thefilmstage.com/news/rumors-swirl-that-wachowskis-plan-return-to-the-matrix/
(C) 1999 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

About the author

1989年生まれ。ORIVERcinema編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはわかりづらいまま、少しだけわかりやすくしてお届けできればと思っております。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

ポップカルチャーは世界を変える

Twitterでoriver.cinemaをフォローしよう!


こちらの記事もオススメ

JOIN THE DISCUSSION

※承認されたコメントのみ掲載されます。